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セラピーの方針について

悩みを抱えてセラピーにやってくる人たちの多くは、自分自身や他者との関係で、
自分ではどうにもならない圧倒的な力のようなものに振り回され、そんな自分、
あるいは他者に対して、無力感を感じていらっしゃるようです。

これは、自我が無意識に対してパッシブ(受動的)な状態に陥っているため、
無意識から起きてくるある反応に圧倒されてしまうのです。

私たちの無意識の世界はとても大きいので、自我が自分自身の無意識に対して
アクティブ(能動的)であり続けることは、とても難しいことだと思います。

しかし、無意識に対してあまりにもパッシブに生活していると、
なかなか自分自身の問題に気づけないようです。

中島先生

私自身も、中島先生のもとで心理療法を学ぶまでは、自分自身の問題には気づくことが出来ないでいました。
自分には無いものとしてきた(無ければいいと思ってきた)感情や心の傷を目の当たりにして、
自分自身の無意識に圧倒され、心が揺れていきました。
そして、過去の体験が過去の体験になっていないということに気づき始めました。

幼い頃から、父を救えなかった自分、母を救えなかった自分、無力な自分を呪い続けてきたのですが、
それは自分にとっては当たり前の日常なので、それが問題と受け取ることがなかなか出来ないでいたのです。

こういった私の経験上、過去の傷をそのままにしておくと、根拠のない固定観念に縛られ続けることになります。
また、親、あるいは妻や夫が、自分自身の感情、心の傷に責任を持たないと、その子供、あるいは夫や妻が、その責任を負うことにもなるのです。

孤独と不安と恐れの中で生きてきた私が長女を出産したとき、初めて深い繋がりを感じました。
とても強い幸福感で満たされたのです。
ところが当時、まだ心理学にも心理療法に出合っていなかった私は、
娘に心の安定と充足を求め、執着するようになっていきました。
誰かが彼女を連れて行ってしまうと、とてつもない不安と恐れと怒りを感じたのです。
すると今度は娘が不安定になり、私は自分を責め、更にまた自分が不安定になっていくという悪循環にはまっていきました。

名古屋 ヒプノセラピー

この経験を通じて私は、子供がいきいきと育つためには、親が癒されていないといけないと実感しました。そして、信頼できる援助者のもとで、無意識に対してアクティブに関わることを少しずつ学んでいったのです。

子供は、泣いても、怒っても、わがままに振る舞っても、失敗しても、
自分は見捨てられない、大丈夫なんだと思える安心感の中で、安定した自我が育まれていきます。

心が傷付いた親によって育んでもらえなかった心の力を、セラピーによって時間をかけてゆっくりと
大切に育んでいくことが大切だと思っています。

名古屋 ヒプノセラピー

個人セッションでは、無意識に圧倒されている自我を支えていくこと、そして、今まであまり焦点が当てられることのなかった気持ちに、注意と関心を持って関わっていくことをやっていきます。

その人の中から起きてくることを扱っていきますので、いつも決まりきったことを行なうようなセラピーには、あまりありません。

「これが自分だ」というものを把握しながら、自分の中から起きてくる感情を抱えることができていくように、このひと時が楽しいとか、大切なものに気づくとか、その人がその人らしく生きられるように、一緒に取り組んでいきたいと思っています。

個人セッション

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